こんなときには思わずよぎる! 「離婚」の2文字
「熟年離婚」というワードが流行したり、「バツイチタレント」のような離婚経験者がバラエティで活躍したりと、「離婚」の話題に触れることの多い現代。
身近な問題になった分、実生活でも話題に上がったり、「離婚」を選択肢として考える機会が増えたりした、という人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「離婚」を考えるときについてのアンケート結果です。
男女100人に聞きました
離婚を考えるのはどんな時ですか?
- 価値観の違い:40名
- DV:19名
- 浮気:19名
- 家事・育児の協力がない:17名
- その他:5名
すべてはここに繋がる?―「価値観」の重要性とは―
最も多い回答は「価値観の違い」を感じたとき、というものでした。
- 価値観は人の生き方の根本ですから、それが違うと、すべてがすれ違います。
- 全ての問題は価値観に通じていると思うので、これが要だと思います。
- 価値観の違う生活はストレスになるので、ストレスを抱えたままの生活に我慢が出来なくなってきた時。
- ちょっとした考えの違いで言い合いのようになってしまい、どんどん溝が深まる時です。
- 金銭の価値観が違うなと感じたときに、将来の不安を感じました。
この回答をした理由としては「価値観が生活の根本」「たいていのことは価値観の違いに通ずる」といった、生活には「価値観」が大きな影響を与えているという意見が目立ちました。
確かに、意見の対立は価値観の違いによって生まれるため、その違いが多すぎると共同生活も困難となるのでしょう。
またその対立によるストレスがとにかく苦痛、些細なきっかけでケンカになることが苦痛といった声も挙がっています。
夫婦である前に人としてダメ!現代日本が分かる回答に
その他、「DV」「浮気」「家事・育児の協力がない」のそれぞれが2割弱の回答を集めています。
- DVはなおらないと思うし、子供や自分の命にも関わってくるから。
- どんな理由があろうとも、相手に暴力を振るうことは、人として絶対にしてはいけないことだと思っているので。
- 浮気をされたら、もう相手を信用できなくなるので、離婚を考えると思います。
- やっぱり今の時代共働きが多いんだし、家事育児をほとんどこちらに丸投げでは話にならないでしょう。
近年、その実態や相談窓口などの認知が広まるDVに関しては「命に関わる」「人としてやってはいけない」など、より緊急性の高い事態を招く恐れを想定していたり、人として尊敬できなくなるといった深刻な理由が挙げられています。
また共働きの多い現代で、家事や育児に協力の姿勢がないのでは話にならないという理由は時代を感じる意見ですね。
「価値観の違い」を受け入れ、「その先」を考えよう
今回のアンケートでは、「離婚を考えるとき」として「価値観の違い」を実感するときが最も多く票を集めました。
人が培ってきた価値観は住んでいた地域や家庭・時代に左右され、なおかつ簡単には変えられないものですよね。
それでいて生き方に多大な影響を与えるのもまた「価値観」であるため、元は他人であった夫や妻と衝突するのは当然のこととも言えるでしょう。
ぶつかってしまうこと自体を受け入れ、そこからどう折り合いをつけていくか、そのポイントをじっくり話し合うことが夫婦生活には大切なのかもしれませんね。
調査地域 | 全国 |
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調査対象 | 年齢不問・男女 |
調査期間 | 2014年8月6日~8月11日 |
有効回答 | 100サンプル |