夫婦の危機!?「離婚」を考える瞬間とは
「夫婦」としての生活では、お金のことや子どもの教育についてなど、恋人同士の頃とは違った複雑な問題を抱えるため、良くも悪くもパートナーの新たな一面が見えてくるものですよね。
仕事や家事・育児・互いの両親のことのような難しい問題で衝突したとき、「離婚」の二文字がふと浮かんでしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、離婚したいと思ったことがあるかどうか、その理由も合わせてアンケートを実施しました。
男女100人に聞きました
離婚したいと思ったことはありますか?
- はい:70名
- いいえ:30名
「違い」が二人の溝を生む?―結婚してわかる価値観―
アンケートの結果、7割の人が「離婚したいと思ったことがある」と回答しています。
- 結婚してわかった価値観の相違によって物凄く苛々して、同居するのがすごく嫌になったから。
- やはり、性格の違いや価値観が違うと一緒にいて苦痛でしかないので考えた事はあります。
- しょっちゅうですが、特に喧嘩した時や、いくら話し合っても価値観が合わない時です。
- 育児、家事に全く参加しない。子供と2人になりたがらないから。
- お互いの家族の意見が合わず、板挟みになってしまったときです。
最も多かったのは「価値観や考え方・性格の違いを実感したとき」という回答でした。
日常のさまざまなシーンで相手との違いを感じている人が多いことが分かります。
二人の価値観をすり合わせていくこと、もしくは「新しい考え方を二人で作っていく」くらいの気持ちで向き合うことが必要なのかもしれませんね。
また、当人同士ではなく互いの家族や姑・舅問題が原因という人や、相手の浮気が発覚したときという回答も寄せられています。
夫婦円満の秘訣?―根底にある「信頼関係」―
一方で、「いいえ」と答えた人は次のような理由を挙げています。
- ケンカはしますが、お互いに信頼しあっているので離婚を考えたことはありません。
- 不満な点はあるにしても、人間的に尊敬できる相手なので多少の事は一時的な不満でしかない。
- 長い目で見たとき、一緒にいたいと思う相手が他にいるとも思えない。
- 今のところ夫婦円満なので、離婚したいと思ったことはないしこれからもしたくない。
- 運命で、縁があり結ばれたので別れようと思ったことはありません。
こちらは多種多様な意見がありましたが、その中でも目立ったのは「ケンカや不満はあるものの離婚は考えたことがない」「大きなケンカもなく夫婦円満」といった回答。
「相手への信頼」と「相手からの信頼」を互いに理解している関係ならば、多少のことでは揺るがないということなのでしょう。
また、「結婚は運命や縁によるものだから」「相手のことが好きだから」という回答もあり、色々な夫婦の形があることにも気付かされます。
問題をしっかり見つめて「夫婦」のあり方を探そう
今回のアンケートでは「離婚したいと思ったことがある」という人が多数派で、他人だった人と暮らすことの難しさが分かる結果でした。
しかし、そのように感じる瞬間を分かっているということは、解決すべき問題がどこにあるのかをきちんと理解しているということでもあります。
忙しい日々の中にも、時には一歩踏み込んで話し合ったり感じていることをさらけ出したりと、相手との関係を作り直す時間が必要なのかもしれませんね。
二人のあいだの問題を話し合い、パートナーとより良い「夫婦のあり方」を探してみてはいかがでしょうか。
調査地域 | 全国 |
---|---|
調査対象 | 年齢不問・男女 |
調査期間 | 2014年8月6日~8月11日 |
有効回答 | 100サンプル |