夫(妻)の浮気相手に制裁を加えるには

夫・妻の不倫相手に制裁

不倫相手に法的に制裁を加えるにはいろいろな方法や順番がありますので、まずは相手のことを知るところから始まります。

相手がどんな人物?職業は?家族は?
など、それらを知ることによって、弱点が浮かび上がります。
その上で攻め方を決めます。

不倫相手と知り合ったきっかけを探る

夫や妻がどういうきっかけで不倫相手と知り合ったか、その情報も大切です。

同僚や上司・部下、取引先などの会社の関係、Facebookを始めとするSNSを利用した関係、飲食店(俗称、飲み屋)等をきっかけとした不倫関係かによって、法的に攻める方法が変わります。

同僚・同じ職場

今まで不倫調査を行った中で一番多い不倫相手との関係が、同じ職場(同僚、上司、部下、系列会社、取引先)です。

ある意味、必然的に男女の関係に陥りやすいのでしょう。

同僚と男女関係に陥る人の場合、遊び人というよりも真面目タイプが多いです。

  • 家庭的だった夫が浮気をするなんて信じられない
  • 妻がパートに行くようになって、夫婦間がぎくしゃくするようになった

など、普通に生活していた夫婦に突然亀裂が入ることがあります。

1日の内で会社で過ごす時間は8時間以上、その反面家庭で過ごす時間は睡眠時間を除けば4時間から6時間くらいです。

しかも、残業や休日出勤、出張があれば、不倫相手と顔を合わせる時間は長くなります。

同じ職場で不倫関係になった場合は、それをやめさせるには他の場合と比べて難しくなります。

なぜなら、不倫関係を解消しようと思っても毎日職場で顔を合わせるため、よほどの事をしない限り不倫関係は続きます。

実際にあった浮気調査事例「夫がアルバイト店員と浮気」ページへ

フェイスブック(Facebook)

SNS日本での普及率はインターネット利用率が多い15歳以上から44歳に絞ると、その40%以上がFacebookを利用しています。

さらにFacebookを含むSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)全体では、スマートフォン利用者の半数以上がSNSを利用しています。

Facebookの場合、異性と知り合うには、氏名を検索し連絡を取りたい人物がヒットすれば簡単に連絡を取ることができます。

例えば、昔の恋人、学生時代に気になっていた人、憧れていた先輩など、その人の氏名を検索窓に入れてワンクリックすればFacebookに登録している同姓同名の人物が一瞬にして表示されます。

その中から出身地、出身学校等を見ていけば連絡を取りたい人物にたどり着くことができます。

そのため、夫婦仲が悪くなったり、妻が夫のことを構わなくなったりという夫婦間に隙間風が吹いた時に、ふとFacebookによって再会することができれば、メールのやり取りから始まり、次第に親しくなっていきます。

  • 今までは妻と一緒にテレビを見ていたのに、Facebookをやり始めてからはスマートフォンを離さなくなった
  • 夫がFacebook仲間と頻繁にオフ会に出かける

など、Facebookをきっかけとした行動の変化に注意が必要です。

飲食店・ショップ

夫がお酒が好きで頻繁に飲み歩く。
しかも深夜帰宅。

  • 携帯電話には飲み屋の女から頻繁に営業メールが届く
  • メールをこそこそやっているので問いただすと、飲み屋の女の営業メールだと言い逃れする

夫から営業メールと言われたら、それ以上追求できませんね。

飲食店の女性と不倫関係になるケースは経営者に多く見受けられます。

女性はお店で気前よくお金を使ってもらえるため、積極的にアプローチします。

反面、その経営者は、女性がお金目当てとわかっていても肉体関係を結びたいために、何度も何度もお店に通います。

その夫が所有している車は外車(メルセデス、アウディ)か国産高級車(レクサス)が多く、飲食費は会社の経費で落とすため、お店を絞ることが容易な場合があります。

この種の夫は「A子がダメならB子に」といった調子で次々とターゲットを変えますので、延々と続きます。

そのため、夫にそのような行動をやめてもらうためには、はっきりとしたケジメが必要です。

不倫相手への法的な制裁方法

不倫した相手に法的に制裁を加える場合、いくつも方法があります。

どの方法にするかは、あなたがどうしたいかや、行動することによってあなたの目的が達せられるか、等を十分検討する必要があります。

夫や妻の不倫相手と直接接触する

不倫相手と直接会う場合は注意が必要です。

直接会うとお互いが感情的になり、ほとんどの場合うまくまとまりません。

逆にこじれる方が多いです。

不倫相手は交際している相手に家族があることを承知で肉体関係を持つわけですから、それ相応の人物です。

不貞関係を問いただしても逆に

  • 浮気される奥さんが悪い
  • 独身と思った
  • 関係ない
  • ありもしないことで言いがかりだ

などと言って逃げようとします。

そのため直接会う場合は、生半可な証拠ではなく確たる証拠を確保し、複数の人数で突然に接触することが必要です。

※あくまでこの段階では証拠は見せないようにしましょう。

内容証明郵便を利用する

  • 夫や妻の不倫相手に会いたくない
  • 自宅に直接文章で制裁を加えたい

などの方は内容証明郵便が有効です。

これを利用すると後々、不倫相手に対してあなたが意思表示したことを証明できますし、なによりあなたの本気度が伝わります。

突然、不倫相手の妻や夫から自宅に慰謝料請求の文書が届くわけですから、驚きと焦りが生じて法的に圧力をかけることができます。

この内容証明を作成する手段もいくつかあり、

  1. あなたが作成する方法
  2. 行政書士
  3. 司法書士
  4. 弁護士

などの専門家に依頼する方法があります。

どの方法を選択するかですが、不倫相手がどんな人物かによって決めれば良いです。

内容証明郵便を生かそう! ページへ

夫や妻の職場の上司に相談する

夫や妻の不倫相手が同僚や会社関係者、取引先などの場合は、この方法が有効です。

ただし注意しなければならないのは、不倫関係を密告するのではなく、

  • 夫(妻)が不貞行為をしているので私は悩んでいる。家庭を壊したくないので不倫関係をやめさせたいので相談する

ということです。

通常、夫や妻そして不倫相手は勤務先を大切にします。

当然のことながら左遷や解雇となれば大変なことになります。

そのため、夫や妻の上司に話す前にはそのことを告げた上で会うようにする方が良いでしょう。

また、あなたが上司に会うことだけは避けたいため、あなたの言い分を聞き入れる可能性もあります。

一方、離婚前提であれば、夫や妻には内緒で上司に会う方法もあります。

結局、あなたの要望を聞き入れさせるための武器にすることができます。

ただし、実際に上司に会う場合は、不倫相手や夫(妻)からは慰謝料を取る見込みがなく、社会的な制裁を加えることを目的とするなら有効と言えます。

弁護士に依頼する

  • 弁護士に全てを任せたい
  • これ以上、浮気で悩みたくない
  • 自分で不倫相手と交渉するのは避けたい。

など、弁護士に依頼すればあなたの代理人になって不倫相手と交渉するので、いやな思いをすることはありません。

弁護士に依頼するタイミングもいろいろあり、内容証明郵便はあなたが出して、不倫相手の出方によって弁護士に依頼する方法や、最初から依頼する方法、調停で不調になった場合に依頼する方法などがあります。

弁護士費用は様々ですが、「弁護士の報酬に関する規程」に基づいており、示談で成立した場合や裁判まで進んだ場合などによっても変わります。

弊社では浮気調査されたご依頼者さまに、夫婦問題や慰謝料請求に強い弁護士を紹介いたしております。

法的に制裁を加える相手と順番

法的制裁このページをご覧になっている方は、制裁を加える相手はすでに決まっていると思います。

しかし冷静になって考える必要があります。

行動に移すことによって、必ず相手からリアクションとなって戻ってきます。

そのため、相手の反応を予測し、その対処も準備した上で実行しましょう。

慰謝料請求を不倫相手にするか、夫(妻)にするか

不倫相手だけに法的な制裁を加える場合は、夫(妻)とは離婚したくない、不倫相手を絶対に許せない、夫(妻)が不倫相手と別れることを誓ったというケースです。

ただし離婚したくない場合は、不倫相手に慰謝料請求したことが夫(妻)が知り、それが原因で配偶者から離婚要求される場合もあるので、夫(妻)の性格や話し合いの上で判断しましょう。

一方、夫や妻に制裁を加える方法は単に慰謝料請求だけではありません。

夫や妻が大切にしている事に打撃を加える方法があります。

例えば、夫(妻)が両親にはいい顔をしているような場合は、「両親に相談することを考えている」としてチラつかせます。

ここで大事なのは、実際に両親に話すのではなく、チラつかせることです。

そうすることによって、あなたにとって有利に交渉を進めることができます。

慰謝料請求を不倫相手を先にするか、夫(妻)が先か、または同時か

相手に制裁を加える順番で結果に違いが現れるのは、慰謝料の金額でしょう。

離婚する場合、夫や妻との離婚協議が成立し離婚が成立した後、不倫相手に慰謝料請求した方がトータルの慰謝料額が多くなります。

ただし、夫や妻から社会通念上の金額を超える額を獲得した場合は、不倫相手への請求は認められないこともあります。

また、夫や妻との協議所の中で、不倫相手には請求しない等の文書が入っていれば、これも請求はできません。

一方、慰謝料請求を同時にする場合は、早く可決したい方や慰謝料は不倫相手からでも夫や妻からでも取れるならどちらでも良い、または不倫相手の慰謝料は夫が出す、といった方は同時に請求します。

制裁を加えるために必要なこと

大事なことは、不倫によってあなたは心が傷ついているわけですから、これ以上精神的苦痛は被らないことです。

そして相手に対し、法的に社会的に制裁を加えることによって、気持ちが晴れる(簡単には晴れませんね)ことができれば救われます。

当然のことながら、心からの謝罪は必要ですよね。

それらを成功させるためには、不倫かどうか探ることです。

  1. 決定的な浮気の証拠を確保する
  2. 不倫相手を調べる
  3. 自分の最終目的を見直し明確にする
  4. 夫や妻、浮気相手に最も効果的な制裁を加える

弊社では浮気調査を実施したご依頼者さまに、浮気相手や夫(妻)への対処の仕方をアドバイスさせていただいております。
浮気調査後は遠慮なくご相談くださいね!

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