ニセコへ左遷された同僚男性、妻は子供のスキー同行を理由に不倫

妻が社内不倫で左遷された男性を追って浮気

ニセコへ左遷された同僚男性
妻は子供のスキーを理由に不倫

家族構成

ご依頼者さま夫45歳
対象者妻43歳
結婚生活18年目
子供1人
ご職業北海道全域に販売網を持つ会社

妻と同僚の不倫が発覚

北海道ご依頼者さま、その妻、不倫相手の男性の三者は、北海道全域(札幌・旭川・函館・帯広・釧路・ニセコ・北見・網走・稚内・根室)に支店がある同じ会社に勤めていました。

昨年、妻と同僚の男性の社内不倫が発覚し、不倫相手の男性はニセコ(倶知安)に左遷となり、単身赴任で一人暮らしをしています。

浮気が発覚した時、ご依頼者は妻と不倫相手の三者で話し合いを行い、妻の不倫相手に対して書きの誓約書に署名捺印させました。

  1. 不倫していたことを認める
  2. その事に関して謝罪する
  3. 二度と仕事以外で接触しない(会う・電話・メール・手紙・他あらゆる手段)
  4. この約束を破った場合は慰謝料200万円を支払う

ご依頼者さまは、仕事でも会わせたくないというお気持ちですが、仕方ありません。
話し合いの場では、妻と不倫相手は心から反省している様子で、誓約書も素直に署名しました。

この時夫は同じ職場ということもあって、慰謝料請求はしませんでした。
結局、不倫相手の男性は、札幌市内の支店からニセコへ左遷になりました。

その後は妻は確かに改心している様子で、夫に気を配り、仕事以外の時間は家庭で過ごすようになりました。

ところが、やっと安定した家庭になったかと思っていた矢先、4ヶ月経ったころから、携帯電話を家の中でも持ち歩き、隠れてメールをしているようでした。
さらに、セックスレスが続いていました。

ニセコにスキーに行く

スキー妻が冬のある日、「子供をスキーに連れて行く」と、ニセコに2泊で旅行に行くと言い出しました。
ニセコは左遷された妻の不倫相手が住んでいる場所です。

ピンときたご依頼者さまはそのことを妻に告げましたが、「子供と一緒だから、そんなわけない」と言って自分を信じるように嘆願されました。

お子様は女子高校生で、さすがに子連れで他の男性と会わないと思い、妻を信じる事にしました。

ただし、子供と母親とは仲の良い関係のため、一抹の不安はありましたが、ニセコに行くことを許しました。

しかし、一度はニセコ行きを許したものの心配でならないため、不倫相手の休暇予定を調べることに。

すると、妻のニセコ滞在日と不倫相手の休日がピタリと一致しました。

そこでご依頼者さまは、不倫調査を依頼する決心をされました。

調査結果が

  • 不倫相手と会わなければ、妻の言っていることは本当で、関係も完全に終わっている

として、これから先妻を信じることができます。

逆に「会えば、嘘」として、離婚も視野に考えなければなりません。
その場合は当然のことながら、不倫相手に違約金として制裁を加える気持ちでした。

ニセコで不倫

ニセコで妻が不倫結果は・・・
ニセコに到着した日は不倫相手と会わなかったものの、2日目はお子様だけがスキーをし、その間、妻は不倫相手の家に朝から夕方までと、長時間に及びました。

たとえ妻と不倫相手が「仕事の話をしていた」と言い訳をしても、以下のことから不貞行為となります。

  • 以前、妻と同僚男性は不倫関係にあった(認めた)
  • 二人は接触しないという誓約書を交わしている
  • 同僚男性の自宅に長時間滞在した

誓約書が決め手

本件では、一回目の不倫が発覚した時に「誓約書」を取り交わしたことが重要でした。

不倫したことを認める内容と、謝罪を文章化することによって、不貞行為の証拠がなくても不倫関係を立証することができます。

さらに「2度と接触しない」旨を約束することによって、男女関係再燃の抑止になります。

加えて、もし二人が接触した場合は違約として「200万支払う」と誓約させたことにより、慰謝料としてではなく「違約金」という名目で、支払わない場合は「債務履行」という形で請求ができます。

このように浮気が発覚した場合、不倫相手との対処の仕方によって不倫を止めさせ、再発を防止し、再度不倫し場合の制裁をスムーズに進めることができるかに違いが現れますので、口約束だけでなく十分考慮の上対処しましょう。(法律的なことは弁護士にご相談ください)

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