不貞行為を繰り返す夫
夫は月に一度、東京に出張
出張日数が1泊増えた夫
浮気相手は夫に不釣り合いの小娘
依頼者情報
ご依頼者 | 妻 32才 |
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対象者 | 夫 34才 |
結婚生活 | 3年目 |
子供 | 1人(1才) |
職業 | 会社員(ルート営業) |
不貞行為を立証する証拠が欲しい
妻の目的は以下の4点です。
- 夫の東京出張時、退勤後にどんな行動をとるか確認する
- 女性と接触した場合は、人物特定できる女性の顔写真
- ホテル若しくは女性の住居に進入した場合は、不貞行為を立証できる証拠写真を撮る
- 浮気相手に慰謝料請求をしたいため、女性の住所を判明させる
怪しいLINEメールが届く
ある木曜日の夜、夫がトイレに入っている時にLINEメールが届きました。
特に夫のことを疑っていなかった妻でしたが、何気なくそのメールを見てみると
- 待ちきれないな。またおいしいお店連れてって!
といったメッセージが絵文字入りでありました。
夫を信じきっていた妻は大変おどろき、すぐに夫をただしました。
夫は
- 東京出張の時に同僚との付き合いで行ったPUBの店員からの営業メール
- 仕事の付き合い
- アフターで食事しただけ
との言い訳でした。
しかし夫は、妻が勝手にメールを見たことに対して怒りをぶつけ、夫婦であれどもプライベートなことなので、今後一切スマホを見ないように約束されました。
同時に画面のロックをかけるようになりました。
夫の東京出張が1日増える
夫は仕事で東京へ行くため、不貞行為をしていたとしても妻はそれを咎めることはできません。
また、PUBの女性と会うと思われる夜の時間は電話やメールを送っても返事がありません。
東京出張は1泊2日ではあるものの、毎月のために妻の心配は途切れることがありませんでした。
夫は、出張前は必ず散髪へ行き、ワイシャツは比較的新しいものを着て、必要のない私服までカバンの中に入れていました。
さらに、出張前に限って頻繁にメールをやりとりしているようでした。
また、3か月前からは出張が1泊増え、しかも出張最終日は休日である土曜日となり、妻の夫への疑惑は膨らみました。
妻が夫の鞄を確かめると
子供さんはまだ一才になったばかり。
妻が子育てで大変な時に夫が他の女性と遊んでいると思ったら、いても立ってもいられなくなりました。
そこで妻は出張から持ち帰った洗濯物を入念に調べてみたら、茶髪の長い髪の毛が混じっていました。
明らかに妻とは色も長さも違う髪の毛です。
ただし、その事を正したとしても、口の上手い夫にあやふやにして逃げられるだけだと思い、その場は髪の毛を保管して何事もなかったふりをしました。
そして、次の日に弊社へのご依頼となりました。
探偵調査結果
夫は出張初日の夜、1人でとあるPUBに入店しました。
そして閉店直前まで同所に滞在し、女性と一緒にソバ店に入店しました。
浮気相手は夫とは不釣り合いの20才前半と思われる女性でした。
その後はタクシーに乗車し、夫の宿泊先であるホテルに入って行きました。
夫と同じホテルを予約していた探偵調査員は、夫の部屋に女性と2人で入って行く瞬間を撮影しました。
翌日は昼前に夫と女性が出て来て、そこも撮影に成功し、これで部屋に入った時刻から出て来た時刻まで滞在したという、不貞行為を立証することができる証拠が撮れました。
さらにその日は、東京都内をまわり、夕食後にホテルに入っていきました。
出張最終日である翌日はチェックアウトの10時過ぎに2人でロビーに現れ、夫がチェックアウトの手続きを行いました。
その間、浮気相手は後ろで見守っていました。
もちろんその様子も証拠として撮影しました。
女性の身元を探偵調査
夫と浮気相手は羽田行きのバス乗り場まで行き、夫のみがやって来たバスに乗車しました。
その後探偵調査員は浮気相手の住所を調査すべく、浮気相手の尾行を開始。
電車を乗り継ぎ、とあるマンションに進入しました。
探偵調査員が外からその建物を見ていると、3階の301号室に鍵を開けて入っていきました。
これで浮気相手の住所が判明しました。
探偵調査後の妻の対処
妻は夫が不貞行為をしたとしても、子供さんが幼稚園を卒園するまでは離婚する気はありません。
探偵調査の結果は、自分の両親には話し、夫の両親には女性の影があることだけを告げて、両親を交えた6人で話し合いをもつことにしました。
不貞行為の証拠は、今後、夫が離婚を要求してきた場合や、生活費を入れなくなった場合、離婚が避けられなくなった場合に活用することにしました。
そして、夫には内緒で浮気相手に交際断絶の内容証明郵便を郵送することにしました。
浮気の初期段階での対処が決め手
このように、最初は飲食店の業務上の付き合いでも、回を重ねるうちに個人的な交際へ発展することもあります。
今般のケースは、浮気が進展していく段階のうち比較的早い段階での探偵依頼となりましたので、夫婦のよりを戻すには十分可能な時期であったと言えます。
早期発見の早期対処が肝心ですね。