残業代の不正請求を探偵調査
タイムカードを深夜に打刻
残業代の不正請求仕事をせずに遊んでいた!
ご依頼者情報
ご依頼者 | 札幌の中小企業・会社役員 |
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対象者 | 従業員(男性45歳 事務職) |
これまでの経緯
- 過去3年間の深夜残業代金を請求され、係争中
- 請求額は約300万円
疑惑のきっかけ
会社の規定として18時以降は残業となり、対象者のタイムカードに深夜0時以降に押されていることがあり、特に仕事の成果に結びついている様子もなく、本当に仕事をしているのか疑わしい。
探偵調査目的
- その従業員はタイムカードの打刻記録をもとに残業代請求をしているため、タイムカードの記録は証拠能力として信用できないことを立証できる証拠をつかむ。
- その従業員を解雇したいため、タイムカードの不正打刻の証拠をつかむ。
- よって、業務以外のことをしている場合、それを立証する証拠撮影
探偵調査日程
- 対象者が勤務している月曜日から金曜日までの5日間
- 調査時間は18時から午前1時までの対象者が残業していると主張する時間帯
調査人員
- 調査員5名 内、徒歩尾行2名(男性3名・女性1名)
- 車輌3台
探偵調査結果
調査1日目(月曜日)
- 探偵調査員は男性従業員の会社建物周辺に到着。
- 会社駐車場には対象者の車両が存在し、会社建物内の照明は点灯していました。
- 調査員は対象者の車両が確認出来る場所及び、会社建物の出入口2ヶ所に分散して待機を開始しました。
- 使用した探偵調査車両は3台、徒歩尾行は2名。
17:50
19:00
対象者が会社建物から外に現れ、駐車場に停車してある車両に乗車しました。
そして、車両が発進し市道を走行。
探偵調査員は追尾を開始しました。
19:30
対象者の乗車する車両がコンビニエンスストアの駐車場に停車しました。
対象者は車両に乗車したままであり、喫煙しスマートフォンを操作している様子でした。
20:40
対象者が車両から降車し、コンビニエンスストアに入店しました。
対象者は店舗内にて雑誌を閲覧している様子でした。
21:00
対象者がコンビニエンスストアで食品と飲料を購入した後、車両に乗車しました。
21:10
対象者の乗車する車両が発進し、市道を走行。
探偵調査員は追尾を再開しました。
21:30
対象者の乗車した車両が某アミューズメントパーク地下駐車場に進入し、対象者はアミューズメントパーク内にあるネットカフェに入店しました。
探偵調査員は地下駐車場内にて、待機を開始しました。
00:05
アミューズメントパーク地下駐車場店内出入口から対象者が現れ、駐車していた車両に乗車しました。
00:10
対象者の乗車した車両が発進し、市道を走行。
探偵調査員は追尾を再開しました。
00:30
対象者の乗車した車両が会社建物駐車場に進入し、対象者が建物内に進入しました。
探偵調査員は対象者の車両が確認出来る場所及び、会社建物の出入口2ヶ所に分散して待機を開始しました。
01:10
対象者が会社建物から外に現れ、駐車場に停車してある車両に乗車しました。
そして、車両が発進し市道を走行。
探偵調査員は追尾を開始しました。
01:40
対象者の乗車した車両が自宅一軒家駐車場に停止し、対象者が一軒家に進入しました。
01:45
調査員は本日の調査を終了しました。
証拠撮影成果
- 対象者が会社建物から出てくる場面。
- 対象者がコンビニエンスストアに入店する場面
- 対象者がアミューズメントパークに所在するネットカフェに入店する場面
- 対象者がアミューズメントパークから出てくる場面
- 対象者が会社建物に進入する場面
調査2日目(火曜日)
- 探偵調査員は男性従業員の会社建物周辺に到着。
- 会社駐車場には対象者の車両が存在し、会社建物内の照明は点灯していました。
- 調査員は対象者の車両が確認出来る場所及び、会社建物の出入口2ヶ所に分散して待機を開始しました。
- 使用した探偵調査車両は3台、徒歩尾行は2名。
17:50
19:10
対象者が会社建物から外に現れ、駐車場に停車してある車両に乗車しました。
そして、車両が発進し市道を走行。
探偵調査員は追尾を開始しました。
19:30
対象者の乗車した車両が、大型複合商業施設の駐車場に進入し停止しました。
対象者は車両から降車せず、スマートフォンを操作している様子でした。
19:35
対象者の車両横に、女性が乗車した1台の車両が現れ停止しました。
すると、対象者が車両から降車し、女性の車両助手席に乗車しました。
そして、車両が発進した後、市道を走行しました。
探偵調査員は追尾を再開しました。
19:45
対象者と女性が乗車した車両が、集合住宅駐車場に進入。
そして、車両から2人が降車し、手を繫ぎ、建物に進入しました。
00:15
対象者と女性が集合住宅出入口から外に現れ、車両に乗車しました。
そして、車両が発進し市道を走行。
探偵調査員は追尾を開始しました。
00:45
対象者と女性が乗車した車両が、大型複合商業施設の駐車場に進入し停止しました。
そして、2人が車両内で接吻した後、対象者が車両から降車し、自己車両に乗車しました。
00:50
女性が乗車した車両が発進し、市道を走行。
一方、対象者が乗車した車両も発進し、市道を走行しました。
探偵調査員は対象者の車両追尾を開始しました。
01:00
対象者の乗車した車両が会社建物駐車場に進入し、対象者が建物内に進入しました。
探偵調査員は対象者の車両が確認出来る場所及び、会社建物の出入口2ヶ所に分散して待機を開始しました。
01:10
対象者が会社建物から外に現れ、駐車場に停車してある車両に乗車しました。
そして、車両が発進し市道を走行。
探偵調査員は追尾を開始しました。
01:40
対象者の乗車した車両が自宅一軒家駐車場に停止し、対象者が一軒家に進入しました。
01:45
調査員は本日の調査を終了しました。
証拠撮影成果
- 対象者が女性の車両に乗車する場面
- 女性の車両ナンバー
- 対象者と女性が集合住宅に進入する瞬間
- 対象者と女性が手をつないでいる場面及び女性の顔
- 対象者と女性が集合住宅から出てくる場面
- 対象者と女性が接吻する瞬間
後日、ご依頼者様に女性の写真を見せた所、同じ会社の同僚である事が判明しました。
調査3日目(水曜日)
- 探偵調査員は男性従業員の会社建物周辺に到着。
- 会社駐車場には対象者の車両が存在し、会社建物内の照明は点灯していました。
- 調査員は対象者の車両が確認出来る場所及び、会社建物の出入口2ヶ所に分散して待機を開始しました。
- 使用した探偵調査車両は3台、徒歩尾行は2名。
17:45
18:15
対象者が会社建物から外に現れ、駐車場に停車してある車両に乗車しました。
そして、車両が発進し市道を走行。
探偵調査員は追尾を開始しました。
18:55
対象者の乗車した車両が、公園の駐車場に進入し停止しました。
対象者は車両から降車せず、喫煙しスマートフォンを操作している様子でした。
19:10
対象者は車両に乗車したままであり、運転席にて寝ている様子でした。
23:45
対象者が乗車した車両が発進し、市道を走行。
探偵調査員は対象者の車両追尾を開始しました。
00:00
対象者の乗車した車両が会社建物駐車場に進入し、対象者が建物内に進入しました。
探偵調査員は対象者の車両が確認出来る場所及び、会社建物の出入口2ヶ所に分散して待機を開始しました。
00:15
対象者が会社建物から外に現れ、駐車場に停車してある車両に乗車しました。
そして、車両が発進し市道を走行。
探偵調査員は追尾を開始しました。
00:45
対象者の乗車した車両が自宅一軒家駐車場に停止し、対象者が一軒家に進入しました。
01:00
調査員は本日の調査を終了しました。
証拠撮影成果
- 対象者の乗車した車両が公園の駐車場に進入する場面
- 対象者が車両内にて寝ている様子。
この後、金曜日まで調査を継続しましたが、対象者はパチンコ店へ赴きスロットを遊戯し、同女性と食事に行くなど、対象者が残業していると主張する時間帯に一度も仕事をしていない事が判明しました。
また、対象者は妻子があるにも関わらず、同僚の女性と不倫をしている事も判明しました。
探偵調査終了後のご依頼者のコメント
男性従業員は入社直後から不審な点が多くありました。
本当に残業していたのなら、時間外手当を支払うつもりでいましたが、残業していると主張する時間帯に外出し、深夜0時以降、タイムカードを打刻する為だけに職場に戻っていた事がわかり、時間外手当を支払うつもりはありません。
男性従業員が不正をしている証拠があるので、弁護士と探偵報告書をもとに相談し懲戒処分できればと思います。
また、妻子がいるにも係わらず、社内不倫をしていたとは、驚きを隠せません。
今後、男性従業員および女性従業員ともに会社を退職してもらう方向で考えています。
興信所に頼むことを躊躇しましたが、依頼内容以上の証拠をつかむ事ができて本当に良かったです。
調査内容まとめ
調査期間 | 1週間 |
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調査料金 | 518,000円 |
調査内容 | 従業員の素行調査 |
証拠写真 | 426枚 |
報告書 | 文章32ページ |