熟年離婚の危機を回避(実例13)
優しかった夫が定年後、急変。
熟年離婚の危機を回避
依頼者情報
ご依頼者 | 妻62歳 |
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対象者 | 夫65 |
結婚生活 | 38年目 |
子供 | 3人 |
職業 | 会社員 |
これまでの経緯
夫の定年退職時は夫婦で海外旅行へ行くほど仲の良い円満夫婦だったが、再就職した数ヶ月後に夫の態度が急変し、最近では熟年離婚を要求するようになった。
疑惑のきっかけ
以前、休日になると一緒に買物に出かけていたが、最近夫は休日出勤と言って一人で出かけるようになった。
さらに、夫は身だしなみに無頓着だったが、服装に気を使うようになった。
妻は不審に思い、夫が休日出勤した後、職場に確認すると出勤していなかった。
夫の帰宅後、その事を問いただすと夫は逆切れし、その後、夫婦仲は悪くなる一方である。
浮気調査目的
- 夫が休日出勤の時、どこで何をしているのか知りたい。
- 夫が浮気をしている場合、その不貞行為を立証する証拠。
- 浮気相手の氏名、住所、勤務先。
浮気の決定的証拠を撮れば、夫からの離婚要求は有責配偶者からの離婚要求になり、法的に離婚は成立しません。
そのため、熟年離婚を回避することができます。
浮気調査方法
夫は休日出勤を理由にウソをつくため、夫の休日の早朝から自宅にて浮気調査を開始する。
午前中に夫が外出しない場合は浮気調査を中止し、次回の休日に実施する。
浮気調査日程
- 夫が休日出勤の日に、自宅から浮気調査を実施する。
浮気調査人員
- 調査員4名(男性3名・女性1名)
- 車輌2台
浮気調査詳細
調査1日目(土曜日・第3週目)
07:00
ウソをついて車両を使用して休日出勤する夫を追尾するに当たり、自宅マンションの駐車場出入口が2カ所あるため、浮気調査員はその2カ所に分散して待機を開始しました。
使用した浮気調査車両は2台。徒歩尾行は2名。
10:30
ご依頼者さまからご連絡をいただき、本日はご夫婦で出かけられるとのこと。
そのため浮気調査を中止しました。
調査2日目(土曜日・第4週目)
07:00
自宅マンションの駐車場出入口が2カ所あるため、浮気調査員はその2カ所に分散して待機を開始しました。
使用した浮気調査車両は2台。徒歩尾行は2名。
08:30
夫が自宅マンション駐車場から車両に乗車して現れました。
そして、車両は市道を走行し、勤務先方向とは別の方向へ走行。
浮気調査員は追尾を開始しました。
09:00
夫の乗車した車両が、大型複合商業施設の駐車場に進入し停止しました。
夫は車両から降車せず、スマートフォンを操作している様子でした。
09:10
夫の車両横に、1台の車両が現れ停止し、成人女性が降車しました。
その後、女性は夫の車両助手席に乗車し、車両が発進した後、市道を走行しました。
09:30
夫と女性が乗車した車両がスーパーマーケット駐車場に進入した後、2人が車両から降車し、同店舗に入店しました。
そして、2人は手をつなぎながら、商品を物色し、食べ物や飲み物を購入。
支払いは夫が行っていました。
10:00
夫と女性がスーパーマーケットから外に現れ、車両に乗車し発進しました。
10:30
夫と女性が乗車した車両が、ホテルの駐車場に進入。そして車両から2人が降車し、手をつなぎ、笑顔でホテル建物に進入しました。
証拠撮影内容
- 浮気相手が夫の車両に乗車する場面。
- 浮気相手が乗車してきた車両の番号。
- 夫と浮気相手が手をつなぎ、スーパーマーケットで買物をする様子。
- 浮気相手の顔(スーパーマーケットから出てくる際)。
- 夫と浮気相手が乗車した車両が、ホテルの駐車場に進入する場面。
- 夫と浮気相手が車両から降車し、ホテル出入口から進入する瞬間。
あとは、夫と浮気相手が乗車した車両が、ホテル駐車場から出てくる場面を撮影する事と、浮気相手が夫と別れた後、女性の住居を判明させる為、どこへ帰るか追尾する必要があります。
そうすれば、夫と浮気相手がホテルに滞在した時間と浮気相手の住所が判明します。
17:00
夫と浮気相手が乗車した車両が、ホテルの駐車場から外に現れました。
そして、同車両は市道を北方へ走行。
17:30
2人が乗車した車両は陶器専門店の駐車場に進入。
2人が車両から降車し、同店舗に入店しました。
2人は手をつなぎながら、笑顔で夫婦茶碗やコーヒーカップなどを物色していました。
18:00
夫と浮気相手が陶器専門店から外に現れ、車両に乗車し発進しました。
18:20
夫と浮気相手が乗車した車両が、浮気相手の車両が停めてある大型複合施設の駐車場へ進入し停止。
浮気相手が車両から降車し、夫に手を振りながら、自己車両に乗車し発進。
浮気調査員は浮気相手の車両追尾を行いました。
19:00
浮気相手が乗車した車両が、集合住宅駐車場に進入し停止しました。
そして、浮気相手が車両から降車し、集合住宅出入口から建物内に進入しました。
その際、浮気相手は郵便ポストを確認していました。
その郵便ポストには部屋番号と表札があり、浮気相手の夫と推測される男性の名前が表記されていました。
証拠撮影内容
- 夫と浮気相手が乗車した車両が、ホテル駐車場から出てくる場面。
- 浮気相手が、夫の車両から降車する場面。
- 夫と浮気相手が手をつなぎ、夫婦茶碗などを物色する様子。
- 浮気相手が、夫の車両から降車する場面。
- 浮気相手が一軒家に進入する場面。
- 浮気相手である女性の家の表札及び部屋番号、住所。
この撮影結果から不貞行為を立証する証拠が撮れました。
さらに、浮気相手の住所及び姓が判明しました。
調査3日目(月曜日第1週)
07:00
浮気相手の自宅マンションから勤務先を調査する為、調査開始。
浮気相手の交通手段が不明な為、使用した浮気調査車両は2台。
徒歩尾行は2名での調査。
07:45
浮気相手がマンションから外に現れ、徒歩にて地下鉄の駅へ。
そして、地下鉄に乗車。
08:00
浮気相手が地下鉄を降車し、市道を10分程歩いた後、○○株式会社の従業員出入口から建物内に進入しました。
浮気相手の勤務先は、夫の会社でした。
浮気調査員は調査を終了しました。
証拠撮影内容
- 浮気相手が会社建物の従業員出入口から建物に進入した場面。
浮気相手の自宅及び勤務先が判明しました。
念のため、浮気相手の住所及び勤務先は週を変えて2度行いました。
理由は浮気調査した時にたまたま知人のところに行った、たまたま営業で立ち寄ったとなっては行けないためです。
結果は全て同じだったため、自宅及び勤務先が確定しました。
ご依頼者さまの目的を全て達成することができました。
浮気調査終了後のご依頼者のコメント
夫が第2の人生を歩み始めた途端、それまでの優しかった態度が一変し、急に熟年離婚してくれと言い出した理由がわかりました。
浮気相手は、夫と勤務先が一緒の為、夫が結婚しているという事実を知らない訳がありません。
今回、浮気相手の住所も調べていただきましたので、慰謝料請求しようと思います。
浮気相手は夫の退職金目当てにつきあっているのだと思います。
これで熟年離婚という危機を避けることができて本当に良かったです。
もちろん浮気相手とは別れてもらいます。